なぜヘンプなのか?ヘンプを選んだ理由をお話しいたします。


ヘンプ(Hemp)は大麻を原料として作られた織物を言います。私たちが「麻」と呼んでいるものには「リネン」「ジュート」などがあり、その中で一番やわらかく、肌触りのよいものが「ヘンプ」で指定外繊維です。

大麻は衣料品の麻と混同されることがありますが、麻よりも柔らかくかつ強靭で上等です。 通気性・吸湿性に優れて肌触りが良いことから織られて高級な衣類に使用されます。

ヘンプという、世界中どこででも栽培できる一年草の草から採れる2~3メートルにもなる長繊維です。

4月頃から種をまき、6月初旬頃に収穫します。しばらくそのまま畑に置いて表皮を発酵させた後、表皮はぎ、表皮の表面をさらに取り除き細くそろえ、上質な繊維だけを選りすぐって糸にしていきます。

とても丈夫なため農薬は必要とせず、たった3ヶ月の間に育ちます。土の栄養をあまり必要とせず成長するため、一度を育てた土地で翌年も育てることができます。

?極上の肌触りですヘンプの繊維はコットンと比べると、非常に繊維細胞が細かいため、触れてもチクチクせず、つねにソフトです。また、長持ちで使うほどに風合いが増し、肌に馴染んでいきます。ヘンプの極上の肌触りは疲れやストレスを解消させ充実した睡眠や癒しの時間が得られるため、海外の医療機関でもヘンプを推奨しています。

?吸水・発散性に優れていますヘンプ素材は、肌にやさしく、サラッとして、爽やかな涼感があるのが大きな特性です。それは、コットンやシルクに比べ、吸水・発散性に優れているため、水分や汗をすばやく吸い取り、かつ発散させるからです。吸水性はコットンの約4倍です。
清潔さを保ちますリネンは天然素材の中で、最も汚れが落ちやすく、洗濯にも強い素材です。繰り返し洗うごとに柔らかさはいっそう増し、白いものはさらに白くなります。夏には、汗をすばやく吸い取ってくれるので、身体はいつも爽やかで清涼感に包まれます。さらに防カビ性に優れ、雑菌の繁殖を抑制するため、臭いも抑えます。

私たちは、ヘンプの持つ歴史と特徴のうち、いくつかに注目しました。
1、ソフトな肌触り
2、汗を素早く吸い取り乾燥させる吸水発散性
3、雑菌の繁殖を防ぎ、匂いをおさえるそして
4、ヘンプの持つパワー

ヘンプは日本古来より「依り代」(ヨリシロ)と呼ばれ、邪気を払い、空間や波動の調整をする神聖な植物として、神社の「神宮大麻」をはじめ、仏閣はもちろん、日本人の生活の中に深く関わり、長く日本の文化に親しまれてきました。この感性は世界中探しても日本だけです。
また、近年では麻の実から取れる油が大変栄養に優れた健康食品として注目を集めています。
私たちは、機能面でのヘンプの持つ特徴はもちろんのこと、古代から人々が信じてきたパワーにも敬意を表し、ヘンプの素材に行き着きました。

知っていそうで

知らないヘンプのことを考えてみましょう。

RENATUREはヘンプのどんなところに惚れ込んで商品を創っているのか?

ご理解いただけると幸いです。

ヘンプ(大麻)不遇の時代背景
The age background of hemp ill fate.
日本人は、福井県の鳥浜遺跡より出土した紀元前8000年の麻縄が示すとおり古来大麻と慣れ親しみ、衣服や紙の原料として生活に利用してきました。
しかし第2次世界大戦以後、GHQ要請により大麻取締法が制定されて大麻の栽培は免許制になり、以来日本ではマリファナと大麻を混同したまま現在にいたっています。ヘンプ(大麻)を栽培する農家も年々減っていき、日本国内で採取される大麻繊維は非常に高価なものになってしまいました。
海外におけるヘンプ(大麻)に対する偏見の雪解け
The thaw of the prejudice toward hemp in the foreign countries.
現在、免許制による栽培のみが認められている日本ですが、アメリカでは2000年の4月よりあのハワイでも個人のヘンプ(大麻)の栽培が解禁されたと聞いたら多くの日本人は驚くでしょう。
1993年よりヘンプの利用価値を見直したヨーロッパ(又、カナダ)を中心とした国々での栽培が解禁されています。
また、ヘンプを原材料の一部として利用する大手企業も増えてきました。その影響か、若者の間でここ数年ひそかなブームが起こっています。
ついにヘンプ(大麻)産業に一筋の光が見えてきました。
ヘンプ(大麻)という植物の長所
The strong point of the plant of hemp.
ヘンプ(大麻)という植物が、地球環境にどのように良いのか、要点をご説明いたします。

  1. 農薬や化学肥料を必要とせず輪作が可能。
  2. 約100日で生育する1年草。(ケナフではそこまで育ちません。)
  3. その生育過程で、赤松と比べると3倍という多くの酸素を配給できる。
  4. 肥沃な土地もちろん、痩せた土地でも耕作可能。
  5. 土中の重金属等の有害物質を吸い上げ、成長過程で光合成により無毒化する(NPOヘンプ製品普及協会実証済み)。
  6. 上記の長所をふまえて放射性物質の除去に役立てるか調査を開始する予定
  7. 3センチ間隔で植えられ、作付面積に比べ収穫が多い。
  8. 繊維長が最大で3から5メートルにもなる数少ない植物。
  9. その繊維長を利用し、今まで再生不可能で廃棄されていた繊維長の短い再生古紙にヘンプ(大麻)を混入することにより、新たな再生紙(特殊紙)として利用できる。
  10. マイナスイオン効果。
  11. 殺菌効果。対放射能抑制効果。
  12. 種子は食用に(現在販売されている七味唐辛子にも入っています)。
  13. 日本古来よりの文化性のある植物。神事、しめ縄、送り火等での利用、枚挙にいとまがありません。
    (他にもありますが、要点のみ記載しました。)
ヘンプ(大麻)という植物の短所
A fault of the plant of hemp.
  1. 産業用大麻とマリファナを混同される可能性がある。
  2. 特に日本では犯罪者と同一視される可能性がある。
    (植物として環境に対し問題になる点はまったくなく、ここでは2次的に日本で問題になる点を記載しました。)


ヘンプを選んだ理由

ヘンプ(Hemp)は大麻を原料として作られた織物をいいます。

私たちが「麻」と呼んでいるものには「リネン」「ジュート」などがあり、その中で一番やわらかく、肌触りのよいものが「ヘンプ」で指定外繊維です。
大麻は衣料品の麻と混同されることがありますが、麻よりも柔らかくかつ強靭で上等です。
通気性・吸湿性に優れて肌触りが良いことから織られて高級な衣類に使用されます。

ヘンプという、世界中どこででも栽培できる一年草の草から採れる2~3メートルにもなる長繊維です。
4月頃から種をまき、6月初旬頃に収穫します。しばらくそのまま畑に置いて表皮を発酵させた後、表皮はぎ、表皮の表面をさらに取り除き細くそろえ、上質な繊維だけを選りすぐって糸にしていきます。
とても丈夫なため農薬は必要とせず、たった3ヶ月の間に育ちます。土の栄養をあまり必要とせず成長するため、一度を育てた土地で翌年も育てることができます。

?極上の肌触りですヘンプの繊維はコットンと比べると、非常に繊維細胞が細かいため、触れてもチクチクせず、つねにソフトです。また、長持ちで使うほどに風合いが増し、肌に馴染んでいきます。ヘンプの極上の肌触りは疲れやストレスを解消させ充実した睡眠や癒しの時間が得られるため、海外の医療機関でもヘンプを推奨しています。

?吸水・発散性に優れていますヘンプ素材は、肌にやさしく、サラッとして、爽やかな涼感があるのが大きな特性です。それは、コットンやシルクに比べ、吸水・発散性に優れているため、水分や汗をすばやく吸い取り、かつ発散させるからです。吸水性はコットンの約4倍です。

?清潔さを保ちますリネンは天然素材の中で、最も汚れが落ちやすく、洗濯にも強い素材です。繰り返し洗うごとに柔らかさはいっそう増し、白いものはさらに白くなります。夏には、汗をすばやく吸い取ってくれるので、身体はいつも爽やかで清涼感に包まれます。さらに防カビ性に優れ、雑菌の繁殖を抑制するため、臭いも抑えます。

私たちは、ヘンプの持つ歴史と特徴のうち、いくつかに注目しました。
1、ソフトな肌触り
2、汗を素早く吸い取り乾燥させる吸水発散性
3、雑菌の繁殖を防ぎ、匂いをおさえるそして
4、ヘンプの持つパワー

ヘンプは日本古来より「依り代」(ヨリシロ)と呼ばれ、邪気を払い、空間や波動の調整をする神聖な植物として、神社の「神宮大麻」をはじめ、仏閣はもちろん、日本人の生活の中に深く関わり、長く日本の文化に親しまれてきました。この感性は世界中探しても日本だけです。
また、近年では麻の実から取れる油が大変栄養に優れた健康食品として注目を集めています。
私たちは、機能面でのヘンプの持つ特徴はもちろんのこと、古代から人々が信じてきたパワーにも敬意を表し、ヘンプの素材に行き着きました。

名称 種別 短繊維長(mm)
太さ(ミクロン)
主な産地 主な用途
亜 麻
(あま)
 Flax
Linen
リネン
亜麻科
(一年生)
20~30mm
13~31ミクロン
  フランス
ベルギー
オランダ
中国
ロシア
  衣料
寝装
資材
苧 麻
(ちょま)
 Ramie
ラミー
からむし
まお
葦麻科
(いらくさか)
(多年生)
20~200mm
42~66ミクロン
  中国
ブラジル
フィリピン
マレーシア
  衣料
寝装
資材
黄 麻
(こうま)
 Jute

ジュート

田麻科
(しなのきか)
(一年生)
1~4mm
15~25ミクロン
  バングラデシュ
インド
ミャンマー
中国
 麻袋、紐
カーペット基布
ヘッシャンクロス
大  麻
(たいま)
 Hemp

ヘンプ

桑科
(一年生)
5~53mm
10~50ミクロン
中国

ユーゴスラビア

  ロープ
 衣料

NPOヘンプ製品普及協会